かたたんこととん、おやまをれっしゃがはしります

乗り物大好きなお友だち。園庭では、電車ごっこを楽しんでいました。「かがやき、はっしゃします」「めっちゃ、はやいやん。」かがやきの運転手になりきっていた先頭のお友だちがスピードを上げると脱線してしまいました。「もっかい、しよ」「こんどは、スーパーこまちにしよ」何度も新幹線になりきり楽しんでいました。
お部屋では、線路を描いた大きな紙と、色付きの小さな紙と糊を準備しておきました。それを見つけたお友だちは、「かたたんこととん・・・・」と絵本”たいへんたいへんたいへんだー”に出てくる電車のように1枚1枚繋げて貼り合わせて楽しんでいました。
机いっぱいの大きな紙と絵の具を用意すると、筆を持ち、腕を大きく動かしたり、机の端から端まで歩いて身体をいっぱい使ってダイナミックに線路やお気に入りの電車を描き、楽しんでいました。
絵の具でのお絵かきに夢中になり、筆で描いていたお絵描きも、指や手のひらを筆代わりにして楽しんでいました。
粘土で、お料理をしているお友だち。包丁で切ったものを「ひとつ、ふたつ、」と数えながら並べて楽しんでいました。

乗り物の図鑑や、絵本をじっくりと見て楽しむお友だちが増えてきました。今日は園庭から、「かがやき、はっしゃします。」「こんどは、スーパーこまちにしよ。」と楽しそうに話す声が聞こえてきました。見に行くと、お友だちと繋がり、電車ごっこを楽しんでいました。先頭のお友だちがスピードを上げると「めっちゃ、はやいやん。」と嬉しそうです。でも、その速さで転ぶこともあり、「こんどはゆっくりしよ」と提案するお友だちも出てきました。遊びの中で困った事に出くわした時に、子どもたちの中から、ルールのようなものが生まれてくるんだなと感じ、子どもたちの成長を嬉しく思いました。そんな姿から、お部屋ではちょっと面白い物を準備してみることにしました。線路を描いた大きな紙と糊を準備してみました。「かたたんこととん・・・・」と絵本にでてくるフレーズを口ずさみながら、ペタペタと小さい紙を貼っていきます。紙を繋げて「ひとつ、ふたつ、」と数えながら楽しんでいましたよ。別の机では、何も書いてない大きな紙と絵の具を置いておきました。筆を持ち、端から端まで1本の線を描いていました。何が始まるのか見ていると、こちらにも線路を描き、周りのお友だちが色とりどりの電車を描き「はっしゃしまーす。」「しゅうてんでーす」と電車ごっこを楽しんでいました。




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