ぺったんこ!
お部屋に飾ってあるリースをじーっと見ていた子どもたち。以前に子どもたちが切った毛糸やストローをくっつけて飾ってみました。自分たちで切った事を覚えていたようで「これチョキチョキした!」そんな声も聞こえてきました。そんな姿から、クリスマスにちなんだ写真カードを何種類か用意してみました。すると・・・机の上に並べ「これはサンタさん。あ!プレジェント(プレゼント)もある」と友だちと会話を楽しんでいました。写真カードの中にはクリスマスツリーやリースのカードもあり、「これはなに?」と疑問に思った子もいました。子どもたちの会話のやり取りに耳を傾けてみると・・・「これはクリスマスツリーなんだよ。お家にある」「まあるいのはクリスマスリース」とツリーやリースと名前を知っている子もいました。これなに?と疑問に思い、興味を示す子どもたち。以前に子どもたちが切った毛糸やストロー、色の付いた丸を切り抜いた物、のり、シール、かたぬきをした紙と様々な素材を準備してみました。子どもたちは好きな素材を手にのり付けを楽しんでいました。紙に糊をぬり、その上に毛糸を沢山のせて付ける子や抜いた型の方に糊を付ける子と色々な楽しみ方をしています。色の付いた丸の真ん中に小さな穴をあけた物も置いてみると・・・2歳児の子がはさみを手に切り始めました。円の外側を切るのは簡単なようで、迷うこと無く切っていました。さて、円の内側はどうやって切っていくのかなぁ~?っと見ていると、真ん中に空いていた小さな穴からはさみを入れ、線にそって切り進めていました。大きい子の姿をとっても良く見ている1歳児の子。大きい子と同じように円の内側を切り抜こうと真剣です。友だちの姿を見て真似たり、自分で考えたりする姿に成長を感じます。子どもたちの世界を離れた所から見ていると「なるほど~!すごいな~」と思うことばかりです。大人が介入してしまっては見られないことが、子どもたちだけの世界だからこそ見えてくる事が沢山あり、毎日が驚きと感動でいっぱいです。