「えのぐでないね・・・」
絵本を見つけると、「へんしんおばけみる!」と子どもたちから声が聞こえてきたので読んでみることにしました。様々な生き物がトンネルの中へ入っていくと色んなおばけに変身。その様子にドキドキしながらじっと絵本に夢中になっていました。「ぱかっぱかっぱかっ」と馬がトンネルへと入り・・・「カッパカッパ!」とカッパに変身してトンネルから出てくると「わぁ!カッパだ!」「カッパになったよ!」と驚いた表情で絵本を楽しんでいました。他の台詞もみんなで声を合わせて言ってみたり、変身していく生き物に「こわいね」「おばけだよ」と話したりしてとっても興味を持っている様子でした。絵本が終わると、以前子どもたち同士でクリスマスの写真カードでクイズを出し合って遊ぶ姿があったので、同じようにカードのクイズで楽しんでみる事にしました。「これはなんでしょう?」とカードを見せると「サンタクロース!」「クリスマスケーキ!」次々に正解が出てきました。そんな中、サンタクロースの隣に何やら生き物を発見。カードを見つめながら「なにかいる」「これはなんだろう」と不思議そうに見つめていました。お友だちが「トナカイだよ」と言うと他の写真からもトナカイを探してみたりしながらクリスマスの写真カードに興味津々な様子でした。そんな姿から、クリスマスに関する紙と、絵の具を準備してみました。早速紙と絵の具を見つけると「クリスマスツリーだ!」「きいろがいい」「あかにしようかな」とわくわくしながら椅子に座っていましたよ。好きな色の絵の具を手に取ると、クリスマスツリーにぺたぺたと色を塗り始めました。絵の具を持つととっても真剣な表情な子どもたち。指を使ったり、絵の具のチューブを直接紙にポンポンとしながら色んなクリスマスツリーができあがりました。完成した紙を持って自分たちで部屋に掲示して満足そうに「できた!」お友だちと見せ合っていました。途中、絵の具の蓋が開けられなかったり、絵の具が出てこないお友だちを見つけると「こうやってするんだよ」「かして」と手伝ってあげる優しい姿もありました。