おっきいサンタさんだ！

掲示してあった写真カードを手に「みてみて～」と友だちに見せていた2歳児の子。その写真カードを見ながら「サンタさんはトナカイに乗ってるんだよ」「これトナカイ？」とこんなやり取りをしていました。別の場所ではクリスマスツリーの写真カードを手に「キ～ラ～キ～ラ～ひかる～♪」と歌う姿もありました。クリスマスツリーの写真カードをよーく見てみると小さな星がツリーの上に付いています。子どもたちは細かい所まで本当に良く見ていますね。子どもたちのこんな姿から今日は大きな紙にサンタクロースやクリスマスツリー、星などを描いた物と絵の具、筆を準備してみました。すると・・・子どもたちは準備している保育士を発見！「わぁ～！サンタさんだ！星もあるよ。おっきいね～」と友だちと会話しながら準備している保育士を観察中。大きな紙の次に絵の具の用意をしていると「〇〇はきいろがいいなぁ～」「ピンクもいれて～」と色のリクエストがありました。リクエストのあった色を机に並べてみました。一緒に置いてあった筆を手に、スライドさせたりトントンと水玉模様にしてみたりと遊びを展開させていきます。数種類用意した絵の具、自分の使っていた色と違う色を使おうと、友だちと絵の具の入ったお皿を交換したり、一緒に使ったりと子どもたち同士で工夫しながら楽しんでいました。別の机では、はさみを使っての遊びや粘土遊びに夢中です。星の形が描かれた紙を置いておくと、2歳児の子は線を意識しながら切り進めています。星が切り抜けると「ほら！キラキラひかる～♪お空の星よ～」と歌い、とっても嬉しそうでした。「もう一回したい。」こんな声も聞かれ、星の形をいくつも切り抜いて楽しんでいました。粘土遊びにアイテムを1つ追加してみました。星やハート型の型抜きを置いておくと、粘土にギュ～っと押し当てたり、型の中に粘土を入れたりとそれぞれに遊びを考え、展開させていく子どもたち。色々な発想があって見ていて楽しくなります。