わすれてた

登園してくるとシールの入っている入れ物を開け、「どれにしようかな～？」と数種類のシールから選んでいます。毎日、シールを選ぶのが楽しそうです。「今日はこのシールにした！」と見せてくれる子もいます。壁に掛けてある、フェルトで出来たはらぺこあおむしのカレンダーと見比べながら「今日はここ！」とシールを貼れるようになってきた子もいます。みんな指先を器用に使ってシール貼りを楽しんでいます。今日は、すごいなぁ～と思う一コマがありました。手を洗いに行ったお友だちがいます。手は洗い終えたのですが、手を拭くタオルがタオル掛けに掛かっていません。タオル掛けを指差して「あ！ない」と気が付いたようです。自分の手拭きタオルを取りに行き、掛けて手を拭いていると・・・もう1人お友だちが手を洗いにやって来ました。このお友だちも手拭きタオルが掛かっていません。さて、どうするのかなぁ～？っと見ていると、先に手拭きタオルを持って来て掛けていた子がお友だちのも無いことに気が付き取りに行ってあげています。見ていてとても温かい気持ちになりました。給食もおやつも子どもたちが自分の分を机に運んでいます。初めの頃は机まで運んだらお皿やお茶碗の中が空っぽ・・・なんてこともありましたが今では、ほとんどこぼす事なく机に運べるようになりました。どのお皿がないかな？全部そろってるかな？と配膳台に並んでいる給食と見比べています。食べ始めようとすると「あれ？」「わすれた」と気付き、足りない物を取りに行く姿も。食べているお友だちを見たり、配膳台にある給食と自分が運んだ物を見比べ、考えています。そんな子どもたちの力を傍で見守っていきたいと思います。