どんないろがすき?
登園すると「おにきたよ!」「おには~そと!ふくはうちってした!」「ぼくのおうちにもおにきた!」と何やら楽しそうに会話をする声が聞こえてきました。昨日皆で鬼に向かってボールを投げたことや、家での節分が印象的だったようでとっても楽しそうに話していました。そんな姿から、昨日と同じように大きな紙に鬼やパンツを貼り付けた紙とボールを準備してみました。「おにだ!」「やりたい!」と、鬼を見つけるとボール投げ始まりました。「おにはそとー!ふくはうちー!」と、鬼に向かって真剣に何度もボールを投げていましたよ。別の場所では、前回鬼のお面やパンツの色塗りをしている時に、色に興味を示す姿から、色のカードを掲示してみました。早速見つけると「どんないろーがすき?」「あか!」「わたしはあお」と、カードを指さしながら色当てクイズをする姿や、カードを身の回りのおもちゃや、お友だちの服に照らし合わせて「みて!いっしょだね!」と色探しをしながら遊ぶ姿もありました。そこで、普段使っているペンやクレヨン、色鉛筆を色別に分けたトレーと、真っ白な紙をそっと置いてみました。「これはあかだね」「こっちはみどりだよ!」とそれぞれ好きな色を持つと色んな絵が紙一面に広がっていました。「みどりのおにかくー!」と緑のペンを持つと、節分の鬼のお面を思い出して真剣な表情でお絵かきをするお友だちの他にも、絵を描くうちに手に持っていたカードの色と、自分で描いた絵の色が一緒な事に気が付いたようで「あおいっしょ!」と照らし合わせる姿もありました。
はさみ活動では、線の上を慎重に切ろうと真剣な様子です。はさみで紙を切り進めて行くと、出てきた紙の端切れをじっと不思議そうに見つめる姿がありました。「みて!7みたいだね」と、数字の7に見えたようです。そっと数字のカードを机に置いてみると「いっしょだよ!7だ!」と紙をカードに照らし合わせて見比べてみたり「1もつくってみる」とカードを睨めっこしながら一生懸命はさみで数字を作っていました。