しんけん。

サイレンを鳴らして保育園の前を走っていく救急車に子どもたちは大喜び。サイレンの音が聞こえて来ると、「わぁ～！きゅうきゅうしゃだ～」っと、みんなで道路が見える玄関前へ集まって来て、通り過ぎるのを待っています。「のりものあつまれ～♪」と歌うお友だちの姿もありました。働く車への興味はどんどんと増していきます。そんな姿からいつもと違う働く車の絵本を読んで見ることにしました。今日の絵本は働く車に乗ってお仕事をする人のお話。どんな服装で、どんな装備をしているのか？が詳しく書かれています。子どもたちは真剣な表情で見ていました。「ヘルメット被ってるよ」「ベルトしてる、かっこいい～！」色々な声が聞こえてきました。働く人たちが描かれた紙をラミネートした物を、机に置いてみました。「これとこれ、いっしょ」「これもヘルメットかぶってる」子どもたちは細かいところまでとっても良く見ています。電車が大好きなお友だちもいます。電車の図鑑にくぎ付け。ページをめくり、お友だちと「これは・・・」と何やら話に夢中なようです。道路工事の車や緊急車両の中でも消防車や救急車は格別のようで「乗りたいなぁ～」「かっこいい～！」と子どもたちからの声が聞こえてきました。救急車のぬりえや水性ペン、クレパス、はさみ、のり、カラーフィルムと机に準備してみました。アイテムをいくつか用意しておくと次々展開させていく子どもたち。机の上に置いてあったアイテムを選んで楽しんでいます。救急車のぬりえに絵の具で色を付けたお友だちが次は、はさみを使って切り始めています。「どうやって切っていくのかな～？」っと見ていると・・・救急車のぬりえの窓の部分をなんとかして切り抜こうと考えていました。手でちぎってみたり、ちぎった所にはさみを入れて切ったりと工夫していました。思っていたように出来たようで「みて～！じょうずにできた～」と嬉しそうに見せてくれました。アイテムを置いておくだけで、子どもたちは自分たちで考えアイテムを工夫して使っています。大人では思いつかない「なるほど～！」っと思える楽しい展開か繰り広げられていきます。次はどんな展開になって行くのでしょうか？楽しみですね。