「ぎゅっぎゅっ」

「おばけだ~!」「これいっしょだねー」とクッキーの写真と照らし合わせていました。
「これはなに?」「クッキーじゃない?」「ポーク(フォーク)だ。」「スプーンもある!」次々できるクッキーの形を夢中で見ていました。
「なんだろう?」といった表情でじっくりと観察中です。
小さく丸めた粘土をヘラでちょきん!
「ぎゅーー!」と型抜きに挑戦!

何冊かの絵本を机の上に並べてみると「へんしんおばけがいい」「ぼくおばけのパンやさんにする」とおばけの絵本を手に子どもたちは体を乗り出してみんなで見入っています。次々とめくるページの中に出てくるおばけに子どもたちは大興奮・・・。早速、読んでみることに。絵本を読み進めていくと「きゃー!」「おばけだ!」と楽しそうに見ています。次のページにはどんなおばが出てくるのか?とワクワクが伝わってくるほど、おばけたちに夢中のようです。そんな姿を見ながらこっそりオバケやコウモリ、かぼちゃなどお化けにちなんだ掲示物を準備してみました。すると、「わぁ~かぼちゃだ!」と一人のお友だちが掲示してある写真に気が付くと、他のお友だちも「みせてみせて!」と集まってきました。机の上にかぼちゃやコウモリ、オバケのイラストをラミネートした物を並べて、「これはおばけのかぼちゃ」「こうもりもいるね」「ハロウィンだよ!」というワードが沢山聞こえてきました。そんな中、「みてこれいっしょだねー」「かぼちゃもあるね」と何かに気付いた子どもたち。そっと覗いてみると…小麦粉から出来る色々な食べ物の写真が載っているアルバムの中に、オバケやかぼちゃの形をしたクッキーを見つけたようです。「おいしそうだねー」「おばけのクッキーいっぱいだねー」と会話がどんどん膨らんでいきます。そこへクッキーのレシピもそっと置いてみると、じっと作る工程をみたり、以前から何度か触れている小麦粉の写真が出てくると「あ!」と指を差しながらお友だちに教える姿もありました。「おいしそうだね。」「たべたいね。」という子どもたちの強い思いを受け取り、保育士がこっそりクッキー作りを始めてみました。子どもたちの反応が楽しみで様々な材料を机に並べ、黙々とクッキーを作っていきました。子どもたちのアンテナは素晴らしい!「なになに?」とわくわくした様子でクッキーづくりを見に集まってきました。次々にくり抜かれていくクッキーの生地をみんな夢中になって見ています。中でも、写真で見たコウモリやかぼちゃの形のクッキーが出来上がると「コウモリだ!」「これはかぼちゃだよ」と写真と比べてとても嬉しそうでした。今日は、子どもたちがどんな反応を見せてくれるかなぁという思いもあり、保育士が子どもたちの声を聞いたり、様子を見たりしながらクッキー作りをやってみました。「やりたい。」「おいしそうだね。」「こむぎこいれたね。」「たまごもいれる?」と保育士の動作をみて、興味を持っていることがよく伝わってきました。今後、子どもたちからどんな言葉や、アクションがあるかとっても楽しみです。子どもたちがたくさん興味を示してくれたクッキーは、給食の先生に焼いて頂き、午後のおやつにみんなでいただいました。何度もおかわりをしてくれて「おいしい!」と大好評でした。




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