よ～～い、どん！！

そっと用意したお散歩マップ。じっくりマップを見ながら、ある事に気が付いた子どもだちから「くつ～」「ぼうし～」とお散歩の準備に必要な物の名前が聞こえてきました。マップと一緒に園周辺の地図や写真なども用意してみると、手に取りじっくりと見ていました。お散歩の道中では以前お散歩で見つけた「栗」があった場所を覚えていてそこの場所を通ると「くりあるかなぁ？」とお友だちと話をしていたり、どんぐりがたくさん落ちているのを見つけると「まえもあったね」「みどりのもあるよ！」「たくさんだねー」と、とても楽しそうにお話をしていました。最近何度か訪れている坂道の芝生を見つけると、「シューしたい。」「いきたーい」とみんな足早に向かい「わぁ～」と勢いよく坂を登ってはしゅ～と滑るのを繰り返し楽しんでいました。１歳児さんはバランスを崩してお尻もちをつくこともありますが、痛いということよりも楽しい！という気持ちが強かったようで、すぐに立ちあがり何度も何度も挑戦し上まで登ります。登りきると達成感からとても素敵な笑顔を見ることができました。お散歩の途中１歳児さんは疲れて座りこんでしまう姿がよくあるのですが、２歳児のお友だちがしっかりと手をつないで「いくよ。」「たって。」「がんばって。」など優しく声を掛けてくれるお友だちもいます。また、今日驚かされたのは２歳児のお友だち同士の会話です。「〇〇くん〇〇ちゃんをたのむわな。」と今から探検にでも出かける隊長のような頼もしい声が聞こえてきました。子どもの世界っておもしろいなぁと感じさせられるひと場面に出会うことができました。