「ぼうしどうぞ~」

目を閉じているどんぐりを見つけると「ねんねねんねー」と言いながらどんぐりを撫でていました。
「ぼうしだよ」「どれにしようかな」と色々な帽子をどんぐりに被せていました。
「わぁ~むしいっぱい!」「トンボもいたよ!」と色々な虫に興味津々な様子です。
「ワニさんできたよー!」と紙を二つ合わせるとワニに大変身。
「かったいよーーー」と厚紙も一生懸命切ろうと頑張っていました。

前回お散歩先で子どもたちが拾ってきたどんぐりをお部屋に写真と一緒に飾ってみました。「うわぁ~みてみて!どんぐりあるよ!」と一人のお友だちが気が付き、どんぐりを手に取りじっと眺めています。そんな姿を見た周りのお友だちも次々に机に集まってきました。以前、どんぐりに顔を描いて作ったどんぐりの置物も一緒に置いてみると「わぁ~どんぐりねんねしてるねー」と目を閉じているどんぐりを見つけた様子。しーっと静かに寝ているどんぐりを見つめると「ねんねねんねー」と言いながらどんぐりを撫でる可愛らしい姿もありました。そんな中、どんぐりの帽子を手いっぱいに集めるお友だちがいました。どうするのかな?とそっと傍で見守っていると、いくつもの帽子を机に1つずつ机に並べ始めました。「どれにしますかー?」とどんぐりに問いかけると、帽子屋さんのように「このぼうしかな?」「どれがいいかな?」と順番にどんぐりに被せながら遊んでいました。そんな姿から、色々な形の帽子のイラストをこっそり描いてみると「だれのぼうし?」「これぼくのぼうしだ!」「○○ちゃんこれがいい」とそれぞれ好きな帽子の形をお友だちに教え合う楽しそうな会話が沢山聞こえてきました。
別の場所では、真剣な表情ではさみに挑戦していました。毎日はさみを使う中で段々と子どもたちそれぞれが想像する物を作ろうとする姿が見られるようになってきました。はさみを器用に使いながら「みて!できた!しんかんせんだよ」と乗り物を作ってみたり…中には2枚の紙を組み合わせて「ワニできたよ!」と口をパクパクさせているお友だちもいました。紙以外にもいろいろな素材に触れられるように、厚紙やストロー・ビニール紐・包装紙などを机に並べてみました。「ぼくこれにする」「これもちょきちょきするの」と好きなアイテムを手に取り、ハサミを使い切り始めました。素材によって切る感触が違う事に気が付くと「かったいねー!」「うわぁ~とんでったよ!」と固くで中々切れない厚紙に苦戦したり、切るとぽーんと飛んでいくストローに驚くなど子どもたちの色々な表情が見られました。                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  




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