ねぎがないね・・・

「たまごのうどん、これといっしょ!」
どれにしようかな~。
ぬりぬり、ぺったん!真剣ですね~。
ちょきちょき・・・むずかしいね。
まぜまぜ。

子どもたちは絵本が大好き。最近は「じいちゃんバナナ、ばぁちゃんバナナ」「うどんのうーやん」が大人気。子どもたちから見える棚の上にどんぶり、れんげ、お箸を並べてみました。2歳児のお友だちの中には「れんげ」を知っている子もおり、驚かされます。掲示しておいたうどんの写真カードや作り方工程をラミネートした物を机の上へ持ってきて「このたまごが入ったうどん食べたことあるよ」「ねぎはいってるよ」と話が大盛り上がり。こんな子どもたちの姿から白い毛糸を目の前に用意すると・・・「うどんだぁ~!」「やったー!」と嬉しそう。一人の2歳児の子が掲示してあったどんぶりを持ってやって来ました。「ここにいれようよ」という声に毛糸を切ってみる事に。切った毛糸を次々とどんぶりの中に入れています。どんぶりの中に沢山の毛糸を入れるとれんげですくったり、箸で毛糸を挟んで「これ、ふーふーしないとあついんだよ」「いいにおいする~」っと子どもたちの中で想像の世界が広がっていました。見ていて「なるほど~!おもしろいなぁ~」っとこちらがとても楽しい気持ちになりました。子どもたちの遊びを見ていたら「ねぎがないよね~」っとの声に緑色の紙を筒状にし、切った物を用意。子どもたちが楽しんでいる机の上に置いてみました。すると・・・「「わぁ~!ねぎだ~」「いっぱい入れて食べよ」と更に遊びが展開していきます。うどん作り工程に載っていた材料も、給食の先生にお借りし、並べてみました。材料の中に塩があり、塩のパッケージを手に取り「おもたいね」「なんかシャカシャカいうよ」とパッケージを振ってみる子もいて、子どもたちの興味は色々な所へと広がっていきます。次はどんな展開になるのか?こちらがわくわくし、楽しい気持ちになった1日でした。




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