かなどこだ～（かまぼこ）

色々な種類のうどんが載っている写真アルバムをじっと見ながら「これたべたいの」「○○ちゃんはこれがいい」と何やら楽しそうな声が聞こえてきました。「ぼくこれつくる！」とおもちゃ棚にあった、毛糸のうどんやお椀、フェルトで作ったかまぼこや揚げなどの具材を持ってくると、早速うどん作りを始めていました。和帽子を被り、うどん屋さんに変身すると「どれがいいですか？」「かまぼこと、揚げと、エビもありますよ～」と次々に具材を乗せていきます。具材を全て乗せ終わり「よしできた！」と完成したところで、「あ！ネギがないよ！！」とネギが無い事に気付いた子どもたち。大好きなネギを手に取り最後に麺の上にトッピングすると…「うどんできたよ～！」「どうぞー」と具材たっぷりなうどんが出来上がっていました。そんな姿から、実際にうどん作りが出来るようこっそり小麦粉や塩、計量器などを用意をしていると「なになに？」「うどんかな？」とワクワクした様子で机に集まってきました。計量器で塩や小麦粉を測り、ボウルの中へ入れ早速捏ねていきます。前回うどん作りをした時の事を思い出しながら「いまどこかな？」「７ばんだよ」うどんのレシピと睨めっこしながら、生地が捏ねあがっていく様子を真剣に見ていました。「つぎはねんねだよ」「さわったらおきちゃうよ」としーっとお友だちとしながら出来上がりを待つ中、皆が楽しみにしていたかまぼこやネギが出てくると「わぁ～かなどこだ！」「ネギもある！」と大喜び。かまぼこの板や茹で上がったネギの匂いを嗅ぎながら興味津々でした。具材も揃い、お休みしていた生地を袋に入れると「○○ちゃんやりたい！」「ぼくも～！」と元気いっぱい生地を踏んでいました。今回もコロナの影響で、実際に具材に触れることはできませんでしたが、目の前で出来上がっていくうどんに興味津々な様子でした。子どもたちが頑張って踏んだ生地を保育士が伸ばし麵にし茹でると、うどんが出来上がりました。「おいしい～」とあまりの美味しさに皆黙々とうどんを食べ、直ぐに完食。「まだある？」「おかわりちょうだい！」ととっても美味しそうに食べる子どもたちでした。