寒いの暑いのなんでかな?

「ここで車直し取るんや」「色も塗ったりするんやで」と車屋さんを興味深くみていました。
「あれ!だれかおるよ!」「こんにちは~」「あれはカカシやで!」「だれか作ったんかな?」とカカシを見つけていました。
「おたまじゃくしおるかな~」「寒いでおらんのちゃう?」「おたまじゃくしの後にげこげこカエルになるんやで」と用水路を覗く姿がありました。
「北風と太陽のお話あった!」「人魚姫のお話読もう」と昔話を楽しむ姿がありました。

今日は初めての道を歩いたり少し遠くまでお散歩に出かけました。車屋さんの横を通ると「空中に浮いとる車がある!」「ここで直しとるんや」と興味深々に覗いて見ている姿がありました。何回か線路を渡ったり駅の近くを通っていくと「これはあすなろう鉄道やで!」「こっちは近鉄とJRの線路」と電車の好きなお友だちが鉄道の名前を教えてくれたり、通っていった電車を見送りながら「あの電車は大阪に行くんやで」「あとな伊勢にも行けるで」と行先を話す声も聞こえてきました。見晴らしのいい田んぼ道を通っていた時に風の吹いてくる方を見て「こっち(右側)を見ると涼しいけど、こっち(左側)を見ると暑いで!」「分かったこっち(右側)は曇りやけど、こっち(左側)には雲がないからやな!」「こっちは(左側)には太陽もあるやん」「勝負しとんのやな」という会話が聞こえてきました。何気ない会話でしたが、その中には不思議がいっぱいで空を見ながらいろいろな想像を膨らませて楽しそうに話す子どもたちの姿がありました。園では”北風と太陽”のお話を子どもたちと読んでみました。物語が終わると自分たちが旅人だったらと考えて「ぼくは暑くなったらお風呂に入る!」「暑いときはサイダーのむ!」「え!寒いときに温泉入ったらあったかくなるんやで」「お風呂でアイスを食べたらいいんや!」と楽しい意見がたくさん出てきました。それから他の昔話にも興味を持ち、ほかの物語を真剣に読む子どもたちの姿がありました。




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