憧れのばなな組さん
かっこよくハードルを飛び越えていくばなな組さんを追いかけて、りんご組さんもハードルに挑戦！
「草がなくなってるやん！」「ひろいな～」と土手の草がなくなっていることに気が付いた子どもたち。思い切り走ったり、長いツルを見つけて引っ張ったりして楽しんでいました。
「ここにやってもくっつかんで」とくっつきむしの何かを発見したお友だち・・・自分の着ているビブスにはくっつくのにジャンバーにはくっつかないことに気が付いて試していました。
「これと～これと～」と今日の散歩で見つけた虫や畑の青虫についてなど真剣なまなざしで図鑑で調べていました。
少しずつばなな組さんの中で「次はめろん組になるんだ！」「リーダーになりたい！」と意識をしてグループ活動でも意欲的な姿がぐっと増えたように感じます。グループのリーダーとして頑張る姿や小さい子を気にかけてグループに誘いかけたり、時にはルールや約束を教えてくれていたりと今までめろん組さんが中心となってやっていたことをばなな組さんが引き継いでいる姿が見られます。走り終わった子がどこかへ遊びに行ってしまいそうになると「こっちきて」「もう少し頑張ろう？」「一緒に応援しよっか！」と優しく声をかけていたり、「まだ走ってない子おる！」と気が付いて呼びに行っていたり、「代わりに走るわ！」と他の子がバトンをもらって代わりに走っていき協力する姿も沢山見られるようになってきました。そんなばなな組さんの一生懸命な姿に影響され、憧れてさくらんぼ組の子も仲の良い友達と協力をしてグループを引っ張っていこうとしていたり、①番のビブスを着てばなな組さんに混ざって走っていき、でもやっぱり追いつかなくて走っている途中で悔し涙を流している姿もありました。
お散歩では土手にたくさんなっていたひっつき虫を「これくっついたら大変やで」と近づかないようにしている子もいましたが、手に取って観察していた子が自分の着ているビブスにはたくさんくっつくのに、ダウンのジャンバーにはくっつかないことに気が付き「あれ？これにはくっつかんで！」と何度も試す姿がありました。また、散歩の途中、道路で見つけたテントウムシを大切に持って歩いていたのですが、帰り道に土手の葉っぱそっと置いて「かわいそうやでな～」とつぶやきながら逃がしてあげている優しい姿がありました。