ちっちゃいの

大きい園庭で何度もかけっこを楽しんでいました。
砂場の淵にたくさん砂を集めるとぎゅーっと押さえて砂を固めていました。
自分たちで作った小さな紙を使って「くるくる」と巻物のように小さく丸めていました。
さまざまな食べ物のカードを置いておくと「みかん」「かぼちゃ!」「あーん!」と知っている食べ物の名前を言葉にしたり、食べる真似をしていました。
お友だちが靴を履こうとしていることに気付いて、靴を履かせてあげようとしていましたよ。

大きい園庭に遊びに行き、保育士が走り出すと真似して走り出した子ども達。その内自分たちで「よーいどん!」と声をかけて走り出したり、走っているお友だちをみて「ばんがれ!(がんばれ)」と声を掛ける可愛らしい姿も。園庭の端から端まで長い距離でしたが一生懸命に走っていると、なんだか面白くなってきたようで、笑い声とともに「きゃー!」と大興奮な様子もありました。
砂場に行くと、砂場の淵に山盛りに砂を積んで手のひらでぎゅぎゅっと押しつけて固めはじめました。「すな、いっぱい!」とたくさんの砂を今度は手を包丁に見立てて「とんとんとん〜」と砂の料理を作ったり、「いただきまーす!」「あーん!」とごっこ遊びを楽しんでいました。砂の感触が面白いようで砂の中に手を入れてみたり、砂をたくさん掴むと丸めてお団子を作ろうとする姿もありました。
「しろいかみのサーカス」という絵本を読むと、白い紙がパタンパタンと折られていったり、紙がびりびりと破れていく様子や、破って輪っか上にして太陽に見立てる様子などとさまざまな紙の遊び方が描かれていました。その後、お絵描きをしていると「びりびり~」と言いながら絵本のように紙を破り始めた子ども達。どうするのかな?と様子をみていると、「ちっちゃいの」と言いながらどんどん小さい紙を作っていました。できあがった紙を使ってくるくると指先で巻物のように丸めてみたり、折り紙のように半分に折ろうとしたりと自分たちで作った小さな紙を使って夢中で遊ぶ子ども達でした。




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