「はまご（たまご）だ！」

お部屋の下駄箱や棚など、様々な所に貼ってある子どもたちの個人マーク。毎日、自分のマークの場所に靴を置いたり帽子をかけたりしているので自分のマークをは覚えいるようです。最近では、他のお友だちのマークにも少しずつ興味を持ち始めているようで、色々なお友だちのマークをじーっと見つめる姿もありました。そんな姿から、個人マークをカードにした物を準備して置いてみると、「なに？」「あ！これ○○ちゃんのだ！」「これは○○くんの～」と嬉しそうにカードを見ながらお友だちと楽しそうに会話が聞こえてきました。「これは？」「これだれ？」と真剣に考えている中、数枚のカードを持ち、いつも保育士が絵本を読むように座る一人のお友だち。何が始まるんだろう・・・とワクワクしながら陰で子どもたちの様子を見ていると、「これだーれだ？」「これは○○ちゃん！」「これは？」「○○ちゃん！」「ちわうよ！」とカードをお友だちに一枚ずつ見せながらクイズを出していました。以前保育士がマークのクイズを出していた姿を思い出したようで、「つぎ○○ちゃんやる！」と場所を交代しながら先生になりきってクイズ遊びを楽しんでいました。
別の場所では、最近興味を持ち始めているお弁当から、お弁当箱の中にフェルトで作った卵焼きやおにぎり、ソーセージなどの具材を入れてそっと置いてみました。「わぁ～！なになに？」と早速椅子に座り、そーっとお弁当箱の蓋を開けると「うわぁ～おいしそ～」「はまご（たまご）だ！」「おにぎりも！」と目をキラキラさせながらとっても嬉しそうな様子。更に、スプーンやお箸、お皿なども準備してみると、一生懸命具材を箸に挟もうと真剣！上手く箸で具材を掴めると、慎重に慎重にお弁当箱に詰めていました。「できたー！」と具材たっぷりのお弁当が完成。「いただきまーす」「もぐもぐ」「おいしーねー」と食べる真似をしてみたり、「○○ちゃんも！」と好きな具材を詰めたりしながら沢山の美味しそうなお弁当が出来上がっていました。