おばけだぞ～！

以前お散歩に行った時に拾ってきたどんぐりと木の枝をボンドでくっつけていたのですが、取れてしまったので子どもたちの前で直していると・・・「あー！なにやってんの！」「どんぐりや！」と集まって来ました。すると、保育室に掲示してあったどんぐりの写真や園周辺の地図に気付きそれも一緒に並べてみます。「〇〇ちゃんはここいきたいな～。」「ここにどんぐりあったの！」「〇〇くんはどこがいい？」「これどんぐりいっしょやな！」とワクワクしながら会話が始まります。「どんぐりじょろろろ♪（ころころ）」と楽しそうな歌声も聞えてきました。そうとなれば、帽子を被り靴を履いてお散歩に出発です。広場に着くと、沢山落ちている葉っぱやどんぐり、栗を見つけて「わ～！みてこれあったよ！」と目を輝かせて拾っています。そんな中見つけた、大きな黄色い葉っぱ。少し穴が空いていたのでそれを利用して、目と口の部分をくり抜いて「おばけだぞ～！」と子どもたちに見せると「きゃ～！」「こわーい！」「にげろ、にげろ！」と広場を走り回ります。最初は逃げ回っていた子どもたちですが、しばらくすると自分たちで大きな葉っぱを見つけて「みて！これあなあいてるの！」「みえるよ！」と様々な種類の葉っぱ集め開始！水路にも沢山葉っぱやどんぐりが落ちていたのですが、手を伸ばしてもあと少し届きません。しばらくの間どうしたらいいのか座り込んで考えていました。すると水路の中に降りれば拾えることに気付き、落ちないようにそーっと降りて夢中になって拾い集めます。沢山集めると・・・突然少し段差のあるところに、座り込み始めた子どもたち。どうしたものかと様子を伺っていると・・・「あーきゅうけい、きゅうけい！」との声が。走り回って疲れた体を休め空を見上げていました。するとある1人のお友だちが、「ねえ！なんかうごいてるよ！」と空を見て言います。飛行機か何かかと思い目線の先を見てみました。しかし、飛行機もヘリコプターもいません。なんとそのお友だちは、雲が動いていることに気付いたのです。「なんでうごいてるのかな？」と不思議そうな様子。「なんでかなぁ～？」としばらく考えますが・・・「ん～わかんないね！」と答えは又いつかのお楽しみです。