ころころたこ焼き

フェルトで作ったたこ焼きを箱から出していると「たとやきたとやき！」と嬉しそうにたこ焼きを見つめています。紙で作ったミニサイズの船皿にたこ焼きを一つのせて机に置いてみると「おいしそうだね～」「たとやきたべたいな」「あ！ちょっとまってて」とラミネートした青のりやソース・マヨネーズ鰹節のカードを手に、振りかける真似をしていました。何度もカードを振りながら一生懸命調味料をかける子どもたち。本物をだしてみたらどんな展開になるだろう…と思う所でしたが、大事な食材。遊びに使うのは難しいので、水糊と絵の具を使い本物そっくりのソースとマヨネーズを作ってみる事にしました。パレットに糊と絵の具を入れ、保育士が作っていると「なにつくってるの？」と、子どもは興味津々な様子で見ていました。「マヨネーズだ！」「ソースもある！」「ここいれるの」と出来上がった糊のマヨネーズを空っぽのマヨネーズの容器に入れると準備は整いました。更に紙で作った青のりや鰹節も準備してみると、たこ焼きのイラストが描かれた紙に早速パラパラ。「マヨネーズも！」とソースとマヨネーズもたっぷりかけると美味しそうなたこ焼きが完成していました。
別の場所では、本物の調味料を机に並べてみました。「わぁ！マヨネーズだ！！」と、調味料を見つけると急いで手を洗い消毒を澄ませ椅子に座る子どもたち。以前試食をした事を思い出したのか「たべたいね～」と試食を楽しみに待っていました。そんな子どもたちの姿から、少し味見が出来るよう準備してみました。以前試食した時にはなかったソースを加え、マヨネーズ・鰹節・青のりを混ぜた物をスプーンにのせるとパクリ！たこ焼きの味に皆「もっと！」「ちょーだい！」とスプーンが止まらない様子です。本物のたこ焼きが作れる日がとっても楽しみです。