名シェフのいる三つ星レストラン

なにつくる?
オクラ、ここにあるね~。
いざ、調理!!
なんかでてきたよ~!ほら!
まぜまぜ、おいしくな~れ。

前日に続きオクラが大きく成長していました。保育士がハサミと袋を手にしていると2歳児の子どもたちから「やりたい!」「いくー」と言う声が聞えて来ます。大人が何も言わなくても手を繋いで野菜の収穫準備は万端です。オクラが実っているプランターの前へ行くと「おくら~、あったよ」「ちゅうり?」「ちがうよ、おくらなんだよ」と会話が繰り広げられていました。ハサミを渡すと葉っぱを避けオクラの茎の部分を切ろうとしますが・・・・これがなかなか硬くて切れません。「う~ん・・・かたいな~」と困った様子。「○○ちゃんがする!」とタッチ交代。ハサミを渡すとチョッキン!!なんと収穫する事が出来たのです。次は別のお友だちにハサミを渡すのか?と思いきや・・・なんと硬くてオクラを収穫する事が出来なかったお友だちにハサミが戻ってきました。再度オクラの収穫に挑戦!片手では硬くて切れなかったのでハサミの柄の部分を両手でギュッと握りしめると・・・なんと、なんと収穫大成功。オクラの次はトマト。トマトが実っているプランターへ行くと「ままと!(トマト)あか~!」「これ、あかちがうね」色の変化に気がついた様子。赤く実ったトマトも収穫しました。収穫した野菜は給食の先生にきれいに洗って頂き、手洗い、消毒を済ませクッキングスタート!保育士がエプロンや三角巾を付けていると「やる~!」「○○ちゃんもエプロンほしいの・・・」と身支度を始めていました。エプロンを裏表反対に身につけようとしていたお友だちに、傍にいた子が「はんたいだよ」と教えてあげていました。「はんたい?」と聞き直し、もう一度始めからエプロンを着け直し。とっても頑張っていて、とても感動する一コマでした。オクラを切ると中から白い種が沢山出てきました。切っていた2歳児の子どもたちから「うわぁ~、なんかでてきたよ~!」「すごいね~」っと驚いた様子。このような姿は自分たちで切ってみての大発見なのです。トマトはちょっぴり皮が硬くて切る事に苦戦。切りながら「かたいな~」「できない」と言う子もいました。子どもたちのこんな声は実際に経験したからこその声で、見ているだけでは聞く事の出来ない声。子どもたちが実際に経験し、発した言葉を大切に「やりたい!」「やってみたい!」と子どもたちが思える環境と声を大切にしていきたいと思います。子どもたちの楽しいエピソードや面白い声がこれからも沢山聞こえて来ることでしょう。お楽しみに!!




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