ぽんぽん・・・

着てきた自分の服にサメのワッペンが付いていることに気が付き、「シャメ！」「シャメ！」と盛り上がっている様子から、ベイビーシャークの音楽を流してみると、音楽に合わせて楽しそうに踊っていました。お部屋にはサメのラミネートしたカードを掲示してみるとお友だちと一緒にじっと見ていました。ホオジロザメやジンベイザメ、シュモクザメなど様々な種類のサメを不思議そうにみていたので、本物と比べられたらと思い動物図鑑も用意してみました。あいにく動物図鑑にサメは載っていませんでしたが、イルカやクジラを見つけてると、「これいるかだよー！」「さめみたい・・・」と思い思いに話していました。子どもたちの様子から、海を連想できる物・・・と考え、机にプチプチのシートを敷いてサメが泳いでいるように貼ってみると、剥がして自分の好きな所に貼ってみたり、波のように揺らしてみたりとする姿がありました。さらに、シートにクジラの絵を描いてみたり、船の形に切った紙を置いてみると、「クジラだ！」と再度図鑑を見てみたり、船を手に持って動かしたりして楽しんでいるようでした。図鑑のイルカやクジラ以外のページを見て知っている動物を見つけ、お友だちと一緒に楽しんでいました。
その後、サメの塗り絵ではクーピーやシールで色塗りをして盛り上がっている所へ、絵の具が染みこんだスポンジを準備してみると、「それやりたい！」と意欲的な子どもたち。スポンジに絵の具を着けて、「ぽんぽん・・・」と言いながら優しく、そして真剣に紙を叩いて色を着けていました。2歳児のお友だちがスポンジを握りしめて、パッと手を離すと手の平が真っ赤になっていてビックリ！絵の具で手が赤くなっていました。どうするのかなぁ？と見ていると、その手を紙に押し当てて手形を付けていました。自分の手が紙に写り嬉しかったようで何回も繰り返して楽しんでいました。また、「はしゃみしたい」というリクエストもあったので、準備してみました。切った紙の破片を見て「おに～のパンツ♪」と歌い出し、破片が鬼のパンツに見えたという発想が面白かったです。