ごろごろばんち

園庭で遊んでいた子どもたちが「すべりだい、いきたい！」と伝えにやって来ました。「おっきいすべりだいいきたいの！」「どうぶついこうよ！」「バスにのってこうえんいきたい」「ん～、すいぞくかんいこっか」子どもたちからこのような声が聞えて来ます。子どもたちのこのような声を聞き逃しては！！っと園周辺施設の写真カードや園周辺の地図を準備してみました。すると・・・すると・・・会議が始まった様です。子どもたちが繰り広げる子ども会議に耳を傾けてみると「おっきいすべりだいにしよっ！」「にんじゃ（じんじゃ）がいい」みんなで意見を出し合っていました。話し合いの結果、動物のいる公園へ出掛けることに。出掛ける前に絵本の入った鞄を手にしていると「だるまちゃんがいい」とリクエストがあったので「だるまちゃんとかみなりちゃん」というリクエストの絵本を読んでみました。お話の中でかみなりちゃんの雲に乗り、かみなりちゃんのお家があるごろごろ番地に向かうのです。楽しそうなプールがあったり、美味しそうなご馳走を食べたりとごろごろ番地はとっても魅力的。そんなごろごろ番地にも子どもたちは行って見たいようです。お散歩に出発し、歩き始めてると「ごろごろばんちもいくの」と、なんとも面白い声が聞こえてきます。どうして行ってみたいのか？理由が気になり子どもたちに尋ねてみました。すると・・・ごろごろ番地に行きたい理由は「プールにいきたいから」とのことでした。そんな話をしながら公園に到着。動物が見えてくるとフェンスの傍まで行き興味深げに観察。そしてその先には大きな滑り台。「そう！そう！ここにきたかったのー！」と大喜びでした。大きな滑り台を何度も何度も滑り「たのし～ぃ！！！」とみんな笑顔。滑り台の上にみんなで並び「1・2・3！！」と2歳児は並んでタイミングを合わせ滑ろうと挑戦していました。なかなかタイミングが合わず・・・「え～！！まだだよ！」なんて言いながらも友だちと一緒に滑る楽しさを感じたようでした。公園からの帰り道「ごろごろ番地もいこうね」なんて子どもたちから可愛らしい声。ごろごろ番地いつか行ってみたいものですね。