うんとこしょ！！

「おい～も、ごろごろおいも♪」と保育士が歌いながら手遊びを始めると・・・子どもたちは、よーく聞いています。保育士の周りに集まって来ました。みんな真似っこが上手。「おい～も、ごろごろおいも、うー！」っと両手の親指を立てる振りがあるのですが、そんな振りを小さい子たちは両手の人差し指を立てて「う～！！」っと言う姿がなんとも可愛いのです。そんな可愛らしい姿から、おいもの絵本を読んで見たらどんな反応するのかな～？と「おいもさんがね」という絵本を読んでみました。何回も読んだことのある絵本で2歳児の子どもたちはセリフも覚えていて、ページをめくる度にみんなでセリフを合わせ、笑いが起こり、とっても温かい気持ちになりました。「さつまいも、食べたいね～」っと保育士がポツリと言うと・・・「お外にあるよ」と教えてくれた2歳児の子がいました。「そうなの？」と聞くと、「いこ！あっちにある」と言いながら帽子を被り、靴を持って園庭のほうへ。さつまいも畑に行くと、さつまいもが見えている所があり、子どもたちは「あった。あったよ～！おいも」と大騒ぎです。１人の子がさつまいもの周りの土を掘り始めると、みんなも一緒にいもほりが始まりました。さつまいもの蔓を「うんとこしょ！」と言いながら引っ張っている子もいました。「うう～ん。かたい～」という子がいると、周りの子たちも協力し、大きなさつまいもが沢山採れました。豊作です。さつまいもを採った後は、さつまいもの蔓を使って引っ張りっこが始まりました。蔓の端と端を持ち「うんとこしょ！うんとこしょ！」と掛け声をみんなで言いながら引っ張って楽しそうでした。次々と遊びを展開させていく子どもたちには毎回驚きの連続です。沢山遊んだ後、保育士がほうきで掃除を始めると・・・子どもたちはここでも大人の姿を良く見ています。「〇〇もしたい！かして～」と言うので、ほうきを渡してみました。すると・・・ビックリです。ほうきを使って落ちていた葉っぱを集めていました。「ママもしてる。おそうじ」と教えてくれました。お家の方の姿も良く見ていますね。