「さつまいもいっしょだよ！」

昨日掘ったさつまいもを部屋に飾っておくと、机に運んできてじっと観察する姿がありました。「おおきいね～」「さつまいもだね」と沢山採れたさつまいもを嬉しそうに見てました。そこで野菜の絵本を読んでみることにました。順番に様々な野菜が出てくると「これはだいこん！」「これはたまねぎ！」とみんなよく知っていました。絵本の中にさつまいもが出てくると、1人のお友だちが「あ！」と立ち上がりました。すると、昨日掘ったさつまいもを持ってきて「みて！いっしょ！」「さつまいもいっしょだよ！」と絵本の中のさつまいもと照らし合わせていました。自分たちで一生懸命掘った時の事を思い出して、「すっぽーん！ってぬいたよ」「おっきいんだよ！」「よいしょってしたんだよ」と手で大きさを表現して、とっても嬉しそうにお友だちとの会話が盛りあがっていました。そんな姿からさつまいもの紙を準備してみました。早速見つけると「さつまいもだ！」と、クレヨンを使って色塗りが始まりました。ぐるぐるとクレヨンで色を塗っていくうちに、いくつもの丸の形が顔に見えたようで「みて！かおかけた！」と色んな表情の顔を描いて楽しむ姿がありました。「へんなかおかけた！」と、お友だち同士で見せ合っているうちに「どうやってかくの？」「こうやってかくんだよ」と教え合いながらお絵かきを楽しんでいましたよ。
別の場所では、はさみ遊びが楽しめるようにそっと準備してみました。段々と手先が器用になってきて、複雑な形も切る姿が増えてきています。何回も切って小さくなった紙もぎゅっと押さえて真剣な表情で切っていました。「できた！」とかぼちゃのイラストが描かれた紙を切り取れると、置いてあった本物のかぼちゃに合わせて「おばけかぼちゃできた！」ととっても嬉しそうでしたよ。