ぼうし、ぬげてるよ。

保育士がお散歩のマップを手に持っていると・・・「なに？これ」と。保育士が持っていたマップを手渡してみました。すると・・・半分に折ってあったマップを見て「なんにもないよ」と半分に折られているのに気がついていなかったお友だち。そこへもう1人やって来ました。後からやって来た子が「ほら、ここにあるよ」とマップを開いてくれています。マップを開いて「やったー！」という声が聞こえてきました。耳を澄まして聞いていると「すべる～だい（すべりだい）いきたい」「ここにする？」とやり取りを楽しんでいます。園周辺公園遊具や建物の写真カードも準備してみました。写真カードとマップを見比べ「これといっしょ！」「あれ？これは？ないね～」と。「せんせー！すべる～だい（すべりだい）、いきたいの」「これ～！」っとマップを開いて見せてくれたお友だちもいました。子どもたちのリクエストでお散歩へ。2歳児のお友だちが1歳児を誘い、手を繋いで準備万端です。歩きながら「そっちはあぶないよ」と2歳児のお友だちが優しく、1歳児のお友だちに伝える姿がありました。歩いている途中で帽子が脱げてしまった子がいると、それに気が付き、帽子を被せてあげていました。帰り道では1歳児の子が手を離し、公園内で立ち止まってしまいました。さて、どうするのかな？と見ていると・・・2歳児のお友だち2人が立ち止まっていた場所まで迎えに行き、手を繋いで再び出発！脱げてしまった帽子を被せてあげたり、立ち止まってしまったお友だちを迎えに行ったりと見ていてとっても微笑ましい場面でした。こんな場面、大人が直ぐに手助けをしてしまうところ、グッと我慢し見ていると子どもたちの素敵な1シーンを見ることが出来ます。時にはケンカをする事もあります。そんな姿も大切に見守っていきたいと思います。きっと、素敵な子どもたちのやり取りや、そこから生まれた優しさを沢山見られる事でしょう。そんな子どもたちのたくましく、成長をした姿をお伝え出来ればと思います。お楽しみに・・・。